コラム

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実は繊細?機械据付工事(輸送や据付)一日の流れ

大阪府東大阪市を拠点に重量工事や機械据付工事を行っている株式会社R・L・Sです。
今回はその輸送から据え付けまでの流れを簡単にご紹介いたします。
私たちの仕事の一端に触れていただくきっかけになればうれしいです。

重量工事の一日

拠点に集合して出発

まずは東大阪の拠点に集合し、依頼を受けた現場へお約束の時間に向かいます。
現場によって異なりますが、午前中には集合して出発します。

現場に到着して現場確認と危険予知

現場に確認したらまずは現場の確認。
事前に現場調査を行ってはいますが、当日に異なる部分がないかを確認していきます。
確認が終わったら、いわゆるKYM(危険予知のための会議)をそのまま行います。
このときスタッフ同士輪になるように行いますので、これからご対応する施工のために意識を統一するような意味合いもあり、職人全員の気が引き締まります。

設置する機械を下ろす

まずは道具(設置する機械を下ろす重機など)を下ろして作業を開始です。
重機を利用して設置する機械などの荷物を下ろしていきます。
このとき用いるのは一般的にもメジャーなフォークリフトやクレーンといったものから、門型リフターといったあまり知られていないものまでさまざま。
ケースバイケースで重機は使い分けます。

設置する機械を移動

移動時に出会う勾配や段差、狭い通路は、現場ごとの差こそあれより慎重に越える必要があります。
さまざまなサイズの鉄板やアルミ材を地面に敷くなどして、機械設備に影響しないように移動します。

機械をけん引するのに、ハンドリフトで持ち上げることもあれば、特殊ウインチ車といった機動力の高い車両を運転して引っ張っていくこともあります。

据え付け作業をして片付け

油圧式のジャッキを利用して所定の設置場所へ設置していきます。
このとき、水平レベルを出す(機械を水平に設置するために特殊な器具で測定し、完全な水平に近い形にすること)作業やアンカーような固定金具での固定作業も合わせて行います。

ただ機械を置くというより、その機械を利用する職員様が困らないように確かな精度を出すことが必要なのです。

設置後は依頼をいただいた企業の担当者様にもご確認いただき、ご了承いただけましたら施工完了となります。

作業後は?翌日の準備!

拠点に戻りましたら次回の準備です。
事前の現場調査(いわゆる下見)時の資料を確認して現場の状況をイメージ。
次の施工に使用する道具を準備します。

その日の施工内容などを弊社内部の方法で報告、整理し、1日は終わります。

豪快な重量物据え付け作業も細部から

ある建築家の名言に「神は細部に宿る」という言葉があります。
「一つ一つの部分に対して細やかなこだわりを見せてこそ作品は素晴らしいものになる」というような意味合いですね。
これは何も建築やアートに限った話ではありません。

重量物の据え付けや機械設置なども一見豪快な作業に見えますが、各作業段階で精細な作業技術があってこそ確実な対応が可能になります。

私たちは現場の状況に応じた輸送や据え付け作業で何件もの実績を持っております。
ぜひプラントや工場の設置や移設作業を私たちにお任せください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。